家計を見直すためには、現在加入している保険もチェックしておく必要があります。その場合、まず手持ちの証券をチェックしてみましょう。そのときに終身型のタイプか、貯蓄型のタイプかであることを確認します。何故なら、場合によって加入しているものが、思わぬ金額を受け取れるタイプかもしれないからです。貯蓄型の場合、一定期間払い込みを済ませると積立部分が大きくなり、解約したときの返戻金が払込金額より大きくなります。このような仕組みなので貯蓄型と呼ばれていますが、いくら戻ってくるかは、予定利率といわれる保険会社が契約時に定めた見込みの運用利回りで変わってくることは知っておくと良いです。続いては契約時期をチェックしてみましょう。予定利率が高い時期に該当するならば、敢えて解約せずに置いておくのも一案です。保有期間が長いほど、解約返戻金が上がり、万が一の際に受け取る保険金の額もアップします。ちなみに、予定利率が高い時期の目安としては、1999年4月より前に販売された商品となります。